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  3. 子供や保護者からの「ありがとう」が、一番のご褒美です。 -Vol.11<山本 晶子さん>|スタッフインタビュー

Vol.11

山本 晶子さん

子供や保護者からの「ありがとう」が、一番のご褒美です。

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【プロフィール】


中学生時代に保育園での職業体験を通じて保育士への興味を抱き、短大では幼児教育を専攻。卒業後は保育園や託児所など、さまざまな保育の仕事に携わることで幅広い経験とスキルを培った。忙しく働くなかで体調不良になり、転職を決意しニッソーネットへ登録。現在は、2園目となる派遣就業先の幼稚園にて忙しくもやりがいのある日々を送っている。

中学時代に触れた、保育の仕事の楽しさ

保育士という仕事に興味を抱いたきっかけは、中学生時代の保育園での職業体験でした。職業体験先に保育園を選んだ理由は、知り合いの子供が通っていて身近に感じていたのと、幼稚園教諭だった母の勧めがあったから。保育園では、給食の配膳や掃除など先生のお手伝いをしたり、子供たちの遊び相手になったりし、あっという間に1週間が過ぎました。

それまで小さな子供と触れ合う機会が少なかった私にとって、子供たちと過ごす時間は本当に楽しいものでした。職業体験を経て「保育士っていいな」と思うようになり、その気持ちは変わることなく進学・就職を経て、保育の道を歩むことになりました。

「保育士に向いているのかな…」一度は転職を考えたことも

卒業後は、公立保育園や託児所、新規開設の認可保育園など様々な施設で保育の仕事に携わりました。施設によって仕事の大変さや難しさは異なります。たとえば、託児所では幅広い年齢の子供に対して遊びやしつけを行う異年齢児保育の難しさを感じたり、新設の保育園では、体制整備に向けて忙しい日々を経験したり…。当時は大変でしたが、振り返るとそういった経験の一つひとつが、今の自分の糧になっていると思います。

保育士として働くなかで、「自分には向いてないのかも…」と悩み、事務職など他業種への転職を考えた時期もありました。でも、あれこれ考えても、保育士をしている自分以外はイメージできなくて…。悩んだり気分が落ち込んだりすることもあるけれど、やっぱり保育の仕事が好きという気持ちは変わらないですね。

働き方にはこだわらず、保育の仕事に携わり続けたい

ほいく畑のことは、前職で体調を崩して転職を考えている時にWEBで知りました。登録後にコーディネーターに希望のエリアや勤務日数・時間などを相談した後、わずか2日後に派遣就業先が決定。あまりの早さにびっくりしました!

初めての派遣就業先となった保育園では、残業や書き物がなく、仕事とプライベートをしっかり区別できました。派遣として働く前にはありえなかったことで、「いいのかな?」と思いつつ、バランスよく働くことができました。次の派遣先は幼稚園で、これまで保育園をメインに働いていた私にとって新たなチャレンジでした。保育園と幼稚園の違いにとまどうこともありますが、自分の経験の幅が広がっていることを実感しています。

これまでさまざまな施設を経験したので、今後は一つの園で長く働いてみたいと考えています。正社員や派遣といった働き方にはこだわらず、自分の経験を活かせる場所を見つけたいです。

子供たちの笑顔が「頑張ろう」の原動力

保育の仕事を続けるなかで、悩んだり壁にぶつかったりと色々ありました。今でも「あの時こうしておけばよかったかな」と落ち込むことも。それでも頑張ろうと思えるのは、子供たちの笑顔や言葉があるからです。

仕事で落ち込んでいても、子供たちから「先生が好き!」と満面の笑みで言ってもらえると、気分がグンと上向きになります。また、保護者の方から「いつもよくしてくれてありがとう」との声をいただくこともあり、そういう時には「保育士を続けていてよかったな」と実感します。子供たちや保護者の方からの笑顔や言葉が、頑張っている自分への一番のご褒美ですね。

保育の仕事は大変だけど、子供と共に自分も成長できる本当にいい職業だと思います。これからも保育士として経験を積み、スキルアップを目指したいです。

【インタビュアー稲本からの一言】
「理想の保育士は?」という質問に「子供の目線に立てること」と答えてくれた山本さん。「子供を叱るときにも、どうしてそれがダメなのかをわかってもらえるように話すことが大切」と語る姿は頼もしく、保護者の方から厚い信頼を寄せられているのも納得です。