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Vol.08

山路 千枝子さん

子どもを産んだ経験がとても役立っています。

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自己紹介をお願いします。

結婚前は幼稚園教諭をしていました。子育てが落ち着いてきたので仕事復帰を考えていた時にニッソーネットに登録し、3年前から保育園で派遣社員として働いています。約20年のブランクがあったのでまずは週1日からスタートしましたが、慣れてきてからは徐々に仕事時間を増やしていきたくなり、今は週5日フルタイムで働いています。4月からは直接雇用で再スタートです。

ニッソーネットに登録したきっかけは何ですか?

たまたま見た求人誌に掲載していたものがニッソーネットの求人案件で、保育園に直接問い合わせをしていると思っていたらニッソーネットさんでした(笑)そのまま登録面談へ行くことになりました。

登録して良かったと思うことを教えてください。

営業担当さんがマメに連絡をくださるので、安心して仕事に励むことができます。相談に乗って頂いたり愚痴なども聞いてくださるので心強いです。園内には他の派遣会社から就業されている方もいらっしゃるのですが、「担当さんがそんなに連絡をくれない」「そこまでのケアはしてもらっていない」といった声も耳にするので、ニッソーネットさんでよかったなと思いました。

保育のお仕事をしようと思ったきっかけはなんでしたか?

もともとは音楽教師を目指しており幼児教育は全く考えていなかったのですが、当時学んでいた先生にいろんな音楽の関わり方があると、幼児教育の道を提案されたことがきっかけです。教育実習で音楽を通して子供たちと触れ合っていくうちに、この道を目指すことを決めました。幼稚園と違って保育園は深く音楽学習をされてきた先生が少ないので、自分の強みにもなっています。

ブランクからの復帰で働く不安はありませんでしたか?

ブランク期間の不安もありましたが、幼稚園教諭経験しかなかったので、保育士との仕事の違いについての心配もありました。ただ、担当になったのが幼稚園児に近い3歳児なので、特に問題を感じなくてよかったです。 子供を産んだ経験もとても役立っていますね。子供がいない若い先生を見ていると、一生懸命だけどちょっとしたことを見過ごせないで、子供に押し付けてしまうような場面もありますが、子育て経験を通して、我慢やゆとりを持てるようになりましたね。

保育のお仕事で一番やりがいを感じるところはどこですか?

笑顔で向かって来てくれる時です。私自身孫もいるのですが、ちょうど同じ位の年齢の子達を見ているので、孫のように可愛いです。そして、自分の得意な音楽を通して子供たちと触れ合うことができるのが嬉しいです。

保育のお仕事をする中で、気をつけている点はありますか?

朝来た時と変わりはないか、子供の一日の変化にはとても気を付けています。それと、上から物を言わないこと。いつも目線を合わせて伝えるようにしています。また、コミュニケーションの一部として、名前を呼び捨てで呼ぶ先生もいらっしゃるのですが、私は絶対にしないようにしています。子供は大人の真似をしますので、子供同士でも呼び捨てで呼び合うようになってしまってはよくないですからね。

今後の目標や、挑戦したいことがあればお聞かせください。

できるだけ若い気持ちを持ち続けることを大切にしています。そして、子供の気持ち・保護者の気持ち両方に寄り添う接し方でありたいです。子供には、「預けられている」という気持ちを持たせないようにしたいです。

保育職を目指す方や、転職でお悩みの方へ向けてメッセージをお願いします。

仕事内容の負担の大きさに比べて待遇面はなかなか見直されないので、「お金を稼ぐ仕事」と捉えるのか、「やりがい」でこのギャップを埋めていけるのかが必要となってくるのかな、と思います。あとは健康第一です。担任が体調を崩して長期休養に入った時、いろんな先生が入れ替わりで担当を務めていた頃、一時的に子供たちが荒れたりする状況になったことがありました。人間なので体調を崩すこともあるとは思いますけど、子供たちは敏感なので、不安を与えるような状況はなるべく作らないよう、自己管理を心掛けることはとても大切かと思います。