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Vol.10

河村 可奈子さん

大好きな保育の仕事と育児の両立に奮闘しています!

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【プロフィール】


通っていた幼稚園の先生に憧れ、幼い頃から幼稚園教諭・保育士を志望。大学卒業後は正社員の幼稚園教諭として3年ほど勤務、「幅広い年齢の保育に関わりたい」と保育園へ転職。約10年間の保育士勤務の間に3人の子供を出産、勤務地が自宅から遠く育児との両立が困難となり退職へ。自宅付近での勤務を志望しニッソーネットへ登録し、現在は派遣社員の保育士として活躍中。

「憧れの先生みたいになりたい!」小さい頃からの夢を実現

小さい頃は、幼稚園が大好きな子供でした。優しい先生に毎日会えるのがうれしくて、「私も先生みたいになりたい」という思いを抱くように。4歳からピアノを習いはじめたのも、先生への憧れからでした。その時の思いは成長しても変わることなく、大学では幼児教育を学び、幼稚園教諭・保育士の資格を取得しました。

卒業後は、音楽を重視している幼稚園で正社員の幼稚園教諭として就職しました。3年ほど幼稚園で働いた後、自分の仕事の幅を広げるため「3歳以下の保育も経験してみたい」と考え保育園へ転職。とても働きやすく居心地のよい職場で10年ほど勤務しており、その間に3人の子供にも恵まれました。

仕事も育児も頑張りたい…悩みながら駆け抜ける日々

働いていた保育園は、園の方針に共感でき、産休や育休にも理解があったので、私としては「ずっと働きつづけたい」と考えていました。しかし、自宅のある京都から職場である大阪への“移動時間”が、仕事と子育ての両立を大きく阻みました。当時は子供を保育園に預けてから走って出勤し、5時の就業後はダッシュで保育園へお迎え、帰宅後は家事というスケジュール。とはいえ、毎日仕事が定時に終わるわけではないので、保育園へのお迎えが遅れてしまったり、家に帰って持ち帰りの仕事をしたりと、目のまわるような日々でした。

子供の病気で会議に出られなかったり、仕事を他の方にお願いすることに後ろめたい気持ちを抱えつつ、子供に対しても「きちんと見てあげられてないのでは」と悩み…。仕事を続けたい気持ちはありましたが、子供たちのことを考えて退職を決意しました。

派遣の保育士として、時短勤務での再スタート

長年勤めていた保育園を退職しましたが、時短で保育士の仕事は続けたいと考えていました。はじめはフリーペーパーや折り込み広告を見つけては自宅周辺の保育士求人を探していたのですが、午前中からお昼過ぎまでの時短勤務ではなかなか見つかりません。一人で探すことに限界を感じていた時にWEBで見つけたのがほいく畑です。

登録時にコーディネーターへ自分の希望を伝えたところ「大丈夫です、探してみますね」と言ってくれたのがとても心強くて。面談後も「〇〇園は交渉中です」など、進捗状況をマメに連絡してくれ、頼もしい味方がいるような気持ちになりました。色々と探していただいた結果、自宅近くの保育園への就業が決まりました。条件も希望通りで園の雰囲気もよく、まさかこんなにぴったりの職場が見つかるとは思いませんでした。

派遣というメリットを生かし、さまざまな保育を学びたい

正社員時代には、派遣という働き方についてあまりわかっておらず、正直言って選択肢として考えてはいませんでした。実際に派遣社員として働いてみると、希望の条件を尊重してもらえますし、予想以上に保育の仕事にも関わらせてもらえているので、今の私にしっくりくる働き方だと実感しています。転職してから子供たちとの時間も増え、仕事と育児のちょうどいいバランスを保つことができています。

今度は派遣社員としてのメリットを生かして、さまざまな園の保育を経験したいと考えています。これまで一つの園で長く勤めていたので、園や先生によって異なる子供への接し方を学び、よい点はどんどん吸収していきたいです。

思いつめずに、いろんな働き方を選択肢に入れて

私の周りにも、同じような悩みを抱いている“ママさん保育士”が多いです。仕事と育児の両立に悩み、時には涙することもあるかと思いますが、「こうじゃなきゃダメ」と思いつめず、幅広い選択肢から自分にぴったりくるものを選べるようになればいいですね。

私も派遣という働き方を選び、コーディネーターに求人を見つけてもらったことで大好きな保育の仕事を続けられています。一人で何でもやろうと考えると難しいですが、周囲の協力を得ながら“自分なりの働き方”を見つけてほしいです。

【インタビュアー稲本からの一言】
3人のお子様を育てながら、小さい頃からの夢である保育の仕事を続けている河村さん。仕事と子育ての両立に悩みながらも、大好きな仕事を諦めない芯の強さに心を打たれました。信念を持って働くお母さんの姿は、お子様にとっても憧れなのではないでしょうか。