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保育の資格情報

2017年05月09日

保育士になるには?資格や仕事内容について解説!

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保育士ってどんな職種?

保育士とは、0歳~就学前までの幼児を保育する『保育士資格』を取得した人のことです。
保育士資格に更新の必要がなく、一度取得すれば保育士として働くことができます。
昔は、「保母さん」と呼ばれていましたが、男性の保育士が増えたことなどから、呼称が「保育士」に変更になったという背景があります。男性保育士も増えてきたとはいえ、まだまだ保育士として大半を占めているのは女性です。
保育士は保育所の他に乳児院、児童養護施設、各種障害施設、児童館、学童クラブ、病院、ベビーシッターなどで勤務可能で、幅広く活躍できます。
保育園には公立と私立があります。公立の保育園では、各地方自治体の規定に従って給料が支払われるので、一般的な公務員と同等の扱いがなされます。私立の場合は、勤務先の規定に従うため、給料は勤務先によりバラバラです。しかし、保育士全体の平均年収は300万円前後と、他業種と比べると低いのが現状です。

保育士のなり方は?

保育士になるには国家資格である「保育士資格」を取得する必要があります。保育士資格の取得方法は2種類あります。ひとつは保育士養成校を卒業する方法。もうひとつは、国家試験の保育士試験に合格する方法です。
保育士養成課程のある大学や短大、専門学校において必要単位を取得して「保育士資格」を取得する場合、保育士試験を受験する必要がなく、最短2年で保育士資格を取得できます。養成校を卒業して資格取得を目指す場合、時間と費用がかかることがネックとなります。
保育士になるために保育士試験合格を目指す場合、年2回各都道府県で開催される保育士試験に合格し、保育士資格を取得することになります。一次試験は筆記で、合格した人のみ、2つの実技試験にすすむことができます。そして実技試験を見事パスすることで保育士資格を手にすることができます。
保育士試験の受験資格は次の通りになっています。

・4年制大学を卒業
・4年制大学に2年以上在籍し、62単位を取得している
・短大、専門学校を卒業している
・中学か高校を卒業後、児童福祉施設などで2年以上の勤務経験がある方

受験にあたっては、独学、通信講座などで合格を目指すことになりますが、合格率が例年2割程度と合格のハードルがものすごく高いのが現状です。保育士資格は、生半可な覚悟で手に入れることはできません。腰を据えてじっくりと勉強に取り組む必要があります。

保育士資格だけではまだ働けない?
保育士資格を取得するだけでは、保育士として働くことができません。資格取得後、保育士登録を行う必要があります。登録事務処理センターに申請書を提出し、振込手数料一人当たり4,200円を支払うことで、都道府県の審査、決定後に保育士証が交付されます。保育士証の交付までは受付からおよそ2カ月程度です。

仕事内容はどんなもの?

保育士の仕事内容は多岐にわたります。
子供の年齢や発達具合を考慮したうえで、食事、着替え、遊び、昼寝、教育など様々な身の回りの世話をしなければなりません。これには高い専門性と知識が必要とされます。また専門性だけでなく、高いコミュニケーションスキルも求められます。子供の良き相談相手になったり、物事の善悪を教えたり、また保護者にこまめに報告・連絡を行うなどしたりして保護者が子供を安全に預けられる環境づくりを行う必要があるためです。
そして何より保育士には注意力が要求されます。子供が怪我や事故に合わないように目をひからせ、体調管理に気を配る必要があります。少しの油断が大事故につながりやすい子供だけに、一瞬たりとも気が抜けません。
幼児の成長は早く、0歳~6歳の期間は人格形成において最も重要な時期です。保育士の責任重大ですが、同時にとてもやりがいがあります。

高まる保育士ニーズ

「保育園落ちた日本死ね」に代表される待機児童問題は国会でも取り上げられ、保育所・保育士不足問題の深刻さを浮き彫りにさせました。待機児童問題の背景には、共働き世帯の増加があります。
そのため、24時間保育や休日保育など保育士・保育施設へのニーズが多様化してきています。ニーズの変化により、保育士や保育施設に求められるスキルも高まっています。そこで高い専門性を身に着けた保育士の存在が必要不可欠になってきており、待遇改善と共に活躍の場が広がることが期待されます。